鳥栖0-2広島
広島得点
寿人、野津田
感想
アウェーでの鳥栖戦は非常にタフな戦いを要求されますが、見事にそれを乗り越え、勝ち点3を手にする事が出来ました。
鳥栖は手薄になったGK陣に清水から林を補強したりと、それぞれ必要なポジションに高水準の人材を向かい入れ、チーム力をアップ。ここ最近は好調を維持していました。先制点をとられたら難しい試合になる事は火を見るよりも明らかでしたが、幸いにも先制点を手にしたのは広島でした。高萩のフワリとした山なりのパスに抜け出した寿人が、ボールのバウンドに上手く合わせたテクニカルなダイレクトシュートを鳥栖ゴールに突き刺します。寿人は同様の超絶美技のシュートを以前から決めているので、それを観ていた人は、鳥栖戦の先制ゴールのシーンで、「あ、このシュート入る」と予感めいたものが走った人も多くいたんじゃないかと思います。それにしても、まるでドラゴン久保が撃ったかと思うような強烈な弾道のシュートでしたね。寿人はほんと恐るべきストライカーです。
先制点を取ったあとは、どちらかというと鳥栖の方に多くチャンスがありましたね。シュートがわずかにゴールをそれてくれたおかげで助かった場面も多かったと思います。まあ、それもしっかりとシュートブロックにいけていたからこその事でしょうけど。守備の粘り強さはかなり戻って来てますね。
守る展開が続いていた広島でしたが、カウンターから石原がゲットしたPKを野津田が確実に決め、2-0に。試合を決めました。PKのシーンでは、まさか野津田が蹴るとは思いませんでした。自ら名乗り出たとは言え、急にPKのキッカーになった(QPK)とは思えないような、隅ギリギリを狙った強心臓のシュート。野津田の精神力にアッパレです。
横浜FMが引き分けたため、横浜FMとの勝ち点差は2へと縮まりました。首位奪還の気運は高まっています。次節の清水戦はホームゲームですし、確実に勝って、横浜FMとの直接対決に臨みたいですね。
クリックお願いします。
スポンサーサイト
2013年09月29日 サンフあれこれ トラックバック:0 コメント:2
広島2-0新潟
広島得点
ソッコ兄さん、寿人キャプテン
感想
3連敗を喫した溜飲を下げる見事な勝利。2-0で新潟に勝った広島が2位に浮上しました。
ここのところ、チームとしてのまとまりを欠いていた感のあった広島でしたが、昨日の試合は違いましたね。森保監督の意識付けが上手くいったのでしょう。好守に献身的に走り、玉際で戦う姿を見る事が出来ました。特に石原の守備の意識は凄かった。ボールを奪われた時に、全力疾走で新潟のボールホルダーにプレッシャーをかけに行く石原を2度、3度と目にしました。試合に出る責任感と言うんでしょうか。それを全力で全うするべく戦っていましたね。ああいう姿勢はピッチ上の選手達のボルテージを否が応にも刺激するでしょうし、胸を打つものがあると思います。
左サイドソッコ、右サイドミキッチの両翼でスタートした新潟戦でしたが、バランス的にも非常に良かったと思います。ソッコだとロングボールにも競り勝てていたので、そういう意味でもプラスがありますし…。しばらくはソッコとミキッチで固定してみるのもいいかもしれませんね。
新潟に勝ち、浦和が引き分けた事で、広島が2位に浮上しました。3連敗でずいぶん得失点差を減らしたような気がしていたのですが、気のせいでした。浦和は甲府戦で攻めるときにゼロボランチになるような、なんとも面白い形にチャレンジしていましたね。あれだとカウンターを受けたら即致命傷になりそうなものですが、そこら辺はどうなっているんでしょう。優勝争いの渦中にあって、あのハイリスク・ハイリターン(ハイリターンがあるかは知りませんけど)のフォーメーションを採用してくるとは、おそるべきミシャ…。そんな事やってる暇があるならセットプレーの守備練習でもみっちりやれやと頭の中の妖精が囁きますが、あのフォーメーションの完成形に興味があるので、このまま精進していただきたいです。
広島の次節の相手は、前節で広島をけちょんけちょんにした川崎Fをシャットアウトし1-0で勝った鳥栖です。これまた凄く嫌な相手ですが、優勝のためにも最低でも勝ち点1は死守して帰ってきたいところですね。今節見せてくれたような、魂のこもった試合がまた見たいです。
クリックお願いします。
2013年09月22日 サンフあれこれ トラックバック:0 コメント:0
川崎F2-0広島
広島得点
感想
大久保を中心に、勢いのある川崎F。勝ち点1でも持って帰れれば…と思っていましたが、そうは甘くなかったですね。完敗でした。
今は好守に上手くいっておらず、攻めても点をとれる気がしないし、守っても守りきれる気がしません。どうにもチーム全体から躍動感が感じられないですね。唯一、浅野が敵陣深い位置まで切り込んで野津田にマイナスのクロスを送ったシーンだけは、躍動感満点で、「おおお!」と思いましたが…。
浅野のドリブルには去年左サイドで猛威を振るっていた頃の清水に匹敵するポテンシャルを感じましたし、浅野は今のチームの中では貴重な「昇り調子」の選手でしょう。森保監督の起用も増えるんじゃないでしょうか。
それにしても、守備も軽い、攻撃も淡泊と、負け始めると悪い点ばかり目についちゃいますね…。間違いなく今が森保監督就任以来一番の危機ですが、それでも首位の横浜FMとは勝ち点差4という奇跡。反骨心を出して、悪循環を脱してほしいです。
クリックお願いします。
2013年09月15日 サンフあれこれ トラックバック:0 コメント:0
| 幸熊亭 サンフレッチェ応援ブログTOP |